フォークギターを弾いてみよう(その3)
初心者の皆さんがんばってみましょう。
このページは初心者の方に無理なく音楽を楽しんでいただくために、
楽器・コンピューターの楽しい使い方・利用法を説明していきます。
昨日までに音階をすべて説明しました。
しかし、覚えたと弾けるの間には大きな隔たりがあります。
今日は、指の練習の仕方と、メロディーの弾き方の2つについて
説明します。
指の練習について
昨日までに覚えた知識を体に覚えさせるために、
次のような練習をおすすめします。
まず、6弦(一番太い弦)の開放弦を弾きます。
次に、6弦の1フレットを人差し指で押さえ弾きます。
その次に、6弦の2フレットを中指で押さえ弾きます。
さらに、6弦の3フレットを薬指で押さえ弾きます。
最後に、6弦の4フレットを小指で押さえ弾きます。
同様に5弦〜1弦まで同じ動きを練習します。
これは、ギターを弾くのに必要な力と指の開きを
覚えるための練習です。
今日すぐに出来る方はいないでしょう。
あせらず、毎日少しずつやっていけばよいと思います。
メロディーをひくコツ
今まで、主に左手を重点的に練習してきましたが、
うまく弾くためのコツは実は右手にあります。
もちろん、左手が正しく押さえられなければ
音がビレたり、違う音になったりしてよくないです。
しかし、左手は練習していけば必ずいつかはできますし、
最終的には頭で考えなくても大丈夫になるので心配要りません。
けれども、右手の動かし方は初めの段階で覚えておかないと
後でとても苦労することになります。
それでは、早速始めましょう。
右手の秘密
昨日・おとといと音階練習を重点的にやってまいりましたが、
この弾き方には、欠点があります。
それは、リズムがあまくなっているということです。
ギターの場合、1つの音を弾くとその音が
いつまでも持続する性質があります。
これを、そのままにして弾いていくと
何か間の抜けた感じが出てきてしまいます。
これを防ぐのには、小指の横側をつかいます。
弦を弾いた後すぐに小指の横側を弦に軽く当ててみましょう。
そうすると、前に弾いた音が消えると思います。
それでは、1回1回音を消しながらドレミファソラシドと
弾いてみましょう。
この音を消す方法をミュートと言います。
チューリップを弾いてみよう
初日に練習したチューリップを使ってミュートの練習をしましょう。
ドレミ ドレミ ソミレドレミレ ドレミ ドレミ
ソミレドレミド
初めはゆっくり、徐々に速く練習してみましょう。
1日にまとめて練習するよりも、
毎日、少しずつ練習しましょう。
明日はコードについてです。