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コンピューターミュージックをやってみよう(その6)

初心者の皆さんがんばってみましょう。

このページは初心者の方に無理なく音楽を楽しんでいただくために、

楽器・コンピューターの楽しい使い方・利用法を説明していきます。

昨日は複数パートの入力リズムパートについて説明しました。

もう基本的な操作は十分にマスター出来ています。

後は、どんどん曲を作ってみて試行錯誤していただければOKです。

さて、今日はちょっと話を変えまして、

コンピューターミュージックの効率的な利用法レベルアップ方法

についてご説明します。

効率的な利用法について

コンピューターミュージックについて、5日間説明してきましたが、

一番難しいのは、作ったデーターをどのように活用していくかです。

すなわち、自分のデーターにどんな役割を持たせるかという点です。

質の高いMIDIデーターは、通信ネット上にもたくさん存在しますし、

データーを自分で作成する意味は少ないかもしれません。

しかし、従来の生音楽との違いを考えれば、利用法は見えてきます。

まず、教育現場ですが、学校では多くの先生方が活用を模索し始めています。

例えば、合唱指導において、まず、上下のパートを分けて入力しておき、

次に、各パートのデーターが左右に分かれて鳴るようさらに設定します。

そして、生徒をそれぞれ左右のスピーカーの前に集め同時に練習させます。

すると、今まで効率的でなかった半分の時間が有効に利用できます。

これば、MIDIデーターのパン(定位)というものを使うと出来ます。

また、私たちスギタ楽器センターのレッスンでは、目標を明確にするため、

個人の上達度に合わせ自宅練習用のテープを作成しています。

これは、MIDIデーターの可変性に着目したものといえます。

すなわち、MIDIデーターは以前説明した音の三要素のほかに、

テンポの速さ音の大きさ等を細かく変えられます。

従って、次回までの課題をポイントをしぼって与えられます。

この他、私の経験ではリズム練習などには大きな効果がありました。

以上に揚げたいくつかの例からいえることは、MIDIデーターは利用する方が

いろいろ手直し出来るメリットを最大限利用すべきということです。

従って、今回の説明をきっかけにして、少なくとも基本的な操作を覚え、

自分なりの手直しを出来るようになっていただきたいと思います。

レベルアップ方法について

さて、自分なりの手直しが重要だということをご説明したうえで、

今後、どのようなレベルアップが可能か簡単に説明したいと思います。

まず、1つはオーケストラやポップスの有名な曲のコピーに挑戦です。

これは、オリジナルのスコアー等を基にして本物そっくりに作り上げる

というものです。

なかなか、音符をそのまま入力しただけではその楽曲の雰囲気が出ません。

通信ネット上にはいろいろなMIDIフォーラムがありますので、

それらに参加しながら同好の皆さんと楽しくレベルアップするのが

一番よいのではないかと思います。

また、自分の作成したデーターを基にして生楽器に挑戦というのも

大変面白いでしょう。

中でも、鍵盤楽器は取り組みやすいのでおすすめです。

この他、オリジナル曲を作ったり、MIDIデーターに歌をかぶせたり

いろいろな楽しいレベルアップに挑戦してみて下さい。

明日は、一週間の総まとめです。

なお、体験版の製品版との大きな違いは曲の保存が出来ないことです。

したがって、操作の基本を覚えたあとは製品版でレベルアップしましょう。

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