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サックスの選び方

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   詳細はメール・電話0493-22-0107にて

場所 :杉田楽器 東松山松葉町店(0493−22−0107)

    埼玉県東松山市松葉町2−17−46

   (最寄I.C.:関越東松山インター,最寄駅:東武東上線東松山駅)

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サックスは管楽器の中でも特に人気の高い楽器の一つで、

いつかはやってみたいと思っている方も多いのではないかと思います。

しかしながら、サックスの選び方については、

サックスという楽器の特徴・特性を知らない方が多い事もあり、

ただ単に値段の高いものが良いのではないかとか、

先生や有名プレーヤーが使っているものが良いのではないかとか、

自分で選ぶよりも他のうまい方に吹いてもらって音を聞いて選べば良いのではないかとか、

かなり的はずれな選び方をして、失敗している方も少なくないようです。

そこで、サックスという楽器の特徴・特性から、

分かりやすくご説明していきたいと思います。

1.サックスという楽器の特徴・特性について

サックスは管楽器の中では木管楽器に分類される楽器で、

比較的幅広い音域を受け持つため、

メロディーや旋律を受け持つ事の多い華のある楽器です。

また音楽ジャンルでもクラッシックだけではなく、

ジャズやポップスにも幅広く使われる楽器です。

他の楽器との相性としては、ブラス系のサックス・トロンボーン等、

とのアンサンブルと相性が良く、

例えるならば、下を支える低音楽器が水面だとすれば、

青空を気持ちよく飛ぶグライダーの様な役割をを演じます。

次に、サックスはリード・マウスピースを使う楽器なので、

リード・マウスピースとの相性や慣れも重要な要素となります。

以上の事を踏まえると、メインとなる音楽ジャンル・演奏形態(編成)・奏者の事情等、

今後どの様な音楽をやっていくのかに合わせて、

サックスを選ぶ必要がある事が分かると思います。

2.サックスの選び方

サックスの選ぶポイントはいくつかありますが、

まずどの様な違いがあるのか知らない事には選びようもないですから、

材質・設計・作りの3点に分けて考えていくと分かりやすいと思いますので、

まずはこの点のご説明からはじめていきたいと思います。

(1)サックスの材質

サックスの材質には、真鍮・銀・金などいろいろございますが、

材質の違いは音・響き・吹奏感にどう影響するのか

よく分からないという方も多いと思います。

ここで、特に重要となるのは比重・硬さ・弾力性の3点で、これをうまく活用して、

より表情豊かな音楽性の高い楽器に作り込んでいく訳です。

この点、『作り込んでいく』という所に疑問をお感じになる方も多いと思いますが、

実は同じ金属でもそれに対して特別な作り込みを施した上で使った場合と、

ただ単にJIS規格対応の金属をパイプにして使った場合では全く違った楽器になります。

従いまして、例えば地金の価値で言えば、真鍮<銀<金という感じになりますが、

楽器として見た場合には、材料の特性を踏まえた特別な作り込みが、

施されているかどうかで判断する必要があります。

一応、目安となる主な材料の特徴を以下に示しておきます。

真鍮  :比重が軽く硬い金属。軽快な吹奏感で明るい響きが得やすい材料。

     ただし、真鍮は合金であるため、合金の配合比率によっては、

     音色・響きの傾向も大きく変わって来ます。

銀   :真鍮よりも比重が重く比較的柔らかい金属。

     材料の加工(特に熱加工)が行いやすい金属なので、

     サックス以外の楽器にも数多く採用されています。

     ただ、音色・響きが比較的まろやかになる傾向があるので、

     管全体を銀にするよりも、真鍮+銀メッキという組み合わせの、

     サックスの方が一般的です。

金   :銀よりも比重が重く比較的柔らかい金属。

     素材の光沢が長持ちする点も特徴です。

     反面、比重の重さから吹き込み切れないケースが多く、 

     技量がかなり必要となる場合も少なくないです。

(2)サックスの音域

現在作られているサックスのほとんどが、

基本的な運指等は共通なので、持ち替えは比較的容易なのですが、

受け持つ音域によって使用するサックスが変わって来ます。

一般的には扱いやすいアルトサックス又はテナーサックスから、

始められるケースが多いです。

(3)サックスの作り

サックスの作りには、ベルとキーやバネ・タンポなど様々な部分に、

機種ごとの大きな作り(加工方法)の違いがあります。

いわゆるハイグレードモデルには、

楽器としてのクオリティーの高さを求めるため、

使用するバネの素材にまでこだわり、

よりフィンガリングをしやすくしたり、

管の響きを良くするためにベルの加工方法を変えたり、

様々な工夫が行われています。

一方、エントリーモデル(入門モデル)では、

初心者でも比較的扱いやすく、

吹きやすくするための工夫が施されています。

(4)実際のサックスの選び方

以上にご説明しました様に、同じサックスと言っても、

その楽器としてのクオリティー・用途は大きく異なりますし、

必ずしもお値段の高いものが優れているという訳でもないので、

まずは本当にしっかり作り込まれた完全な状態の、

最高のサックスに触れてみてどう感じるか、

出来ることなら、2〜3の複数メーカーのサックスを試した上で、

じっくりご検討されるのが一番だと思います。

また、試奏する場所も必ずしも設備にお金がかかった、

最新鋭の試奏室で試すのが最善ではないことが、

楽器選びの奥の深いところです。

その上で、今後どの様な音楽をやっていくのかとか、

予定されているご予算との兼ね合いなども踏まえて、

自分に合ったものを選んでいけば、

必ず長くご愛用出来るサックスに出会えるはずです。

なお、サックスの事をもっと詳しく知りたい、実際に触れてみたいという方は、

当店では、サックスお試し会という皆さんが楽しめる企画を随時行っておりまして、

お客様の希望に合わせて、従来の試奏という枠を超えた、

お客様が本当に満足できるトータルコーディネートが可能となっております。

いろいろなサックスをご用意・お取り扱いしておりますので、

初心者〜上級者に至るまで、一人一人のお客様にピッタリ合った楽器を、

十二分に納得していただいた上で、手に入れていただければと思っています。

お問い合わせ・ご質問フォームはこちら。

(お問い合わせ電話番号:0493−22−0107)

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お客様リンク集がございますので、アクセスしてみて下さい。

(杉田楽器店訪問記などもあります。)

サックスの選び方のお話と関連いたしまして、

次に、ご購入・ご検討の参考にしていただくため、

サックスメーカー・機種比較を行っておきますので、

ご覧になってみて下さい。

サックスメーカー・機種比較のページに続きます。



 

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